福岡の採用戦略をアップデートせよ【FUKUOKA HR SUMMIT】
全国規模で激化する、キャリア人材の獲得競争。未来を担う人材を獲得するために、福岡の企業は何を行うべきなのか。本誌では特別企画として、福岡地所の冨田靖人氏、ふくおかフィナンシャルグループの林健太氏、福岡ソフトバンクホークスの笠美由紀氏の3名招いて座談会を開催。福岡の企業が抱えるHRの課題や施策について語り合った。ファシリテーターはビズリーチ福岡拠点の東江本樹氏が務める。
田村朋美
2024年8月26日の『Ambitions FUKUOKA Vol.2』の発売を記念して、『Ambitions FUKUOKA Vol.1』の厳選記事や、これまでAmbitionsが取り上げてきた福岡の関する記事を特集。全国的に注目を集める福岡経済の野心的な取り組み、ストーリ群を紹介する。
全国規模で激化する、キャリア人材の獲得競争。未来を担う人材を獲得するために、福岡の企業は何を行うべきなのか。本誌では特別企画として、福岡地所の冨田靖人氏、ふくおかフィナンシャルグループの林健太氏、福岡ソフトバンクホークスの笠美由紀氏の3名招いて座談会を開催。福岡の企業が抱えるHRの課題や施策について語り合った。ファシリテーターはビズリーチ福岡拠点の東江本樹氏が務める。
田村朋美
「イノベーション」を単独の企業だけで起こす時代は過ぎ、官民や企業同士など異なる立場の共創の必要性が増している。共創から事業を生み、地域を動かす。言うは易し行うは難し。どうすればうまくいくのか? どのような視座で連携すべきなのか? 今、全国から「産学官民の連携が成功しているまち」として注目を集める福岡で、その立役者になっているのが、福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)だ。企業、行政、大学など200を超える会員ネットワークを生かして事業創出を次々と実現させ、福岡都市圏の持続可能な成長を推進している。その現場で奮闘する5人の事務局スタッフに、産学官民連携によるイノベーションの秘訣を聞いた。
大久保敬太
東京・白金台に日本庭園を持ち、結婚式場などを運営する株式会社八芳園がこのたび、福岡・天神に遷座し400年以上の歴史を持つ警固神社の社務所ビル内に新たな総合会場をオープンした。 八芳園は江戸時代にさかのぼる由緒があり、約1万坪におよぶ敷地に有する広大な庭園では四季折々の自然美を楽しめるほか、歴史的な建物や茶室が点在し、伝統的な建築美も味わえる。休日は婚礼、平日はビジネスカンファレンスや各種イベントでにぎわう。2022年にはバイデン米大統領と岸田文雄首相が夕食を共にした舞台にもなった。 八芳園の井上義則代表取締役社長は2003年に八芳園に入社以降、ブライダル事業の変革に取り組み、一時年間1000組前後まで落ち込んでいた八芳園の年間の挙式披露宴組数は4年で2000組に回復した。今では結婚式場の人気ランキングでも上位に入る八芳園。なぜ福岡・天神に新施設を開設したのだろうか。井上社長にこれまでの変革の軌跡とこれからの展望を聞いた。
林亜季
地方にこそ、可能性がある──。かつてNewsPicksの社長として全国のビジネス動向を追ってきた坂本大典氏は、地方ビジネスに特化したハイキャリア人材サービス「チイキズカン」を立ち上げた。ミナミホールディングス社長・江上喜朗氏は、地方からビジネスを変革し、斜陽業界でV字回復を実現した。地方ビジネスに懸ける2人の経営者対談から、そのポテンシャルを掘り下げる。
大久保敬太
経済産業省が警鐘を鳴らす「2025年の崖」がもうすぐ到来する。しかし現在も日本のデジタル人材不足は続いており、東京圏に60%以上のデジタル人材が集中するなど(※)、地域格差が生じている。ホライズンテクノロジーの大谷祐司氏は、東京でキャリアを積んだ後、福岡で起業。デジタル人材の育成に力を入れている。大谷氏が福岡で未来に残したいもの、エンジニアと地域経済の可能性について話を伺った。
長浜優奈
「Ambitions FUKUOKA Vol.2」の発売を記念して、編集部メンバーによるPodcast番組を3話連続配信。 取材の裏話や誌面の狙いを、web限定でお届けします。 第二回は「北九州特集」などを担当した田村朋美。 理系出身のビジネス編集者として、特に刺さったという北九州の「宇宙」「環境」ビジネスの動きについて、たっぷり語ってもらいました。
田村朋美
「Ambitions FUKUOKA Vol.2」の発売を記念して、編集部メンバーによるPodcast番組を3話連続配信。 取材の裏話や誌面の狙いを、web限定でお届けします。 第三回は「カルチャー特集」などを担当した@長浜優奈。 カルチャー誌出身、Iターンで福岡へ移住した彼女が見た、福岡のカルチャーとは?
長浜優奈
「Ambitions FUKUOKA Vol.2」の発売を記念して、編集部メンバーによるPodcast番組を3話連続配信。 取材の裏話や誌面の狙いを、web限定でお届けします。 第一回は編集長の大久保敬太。 数ある企画の中で「もっともテンションが上がった」というTOTOトップインタビューについて、取材の裏話を熱弁します。
大久保敬太
近年の福岡経済を語るとき、キーパーソンとして必ずその名が挙がる石丸修平氏。 2015年4月、35歳の若さで「福岡地域戦略推進協議会」の事務局長に就任以来、福岡都市圏の発展を支えてきた立役者だ。 2021年には、世界経済フォーラムと国際官民連携ネットワーク主催の、「破壊的変革を導く世界で最も影響力のある50人『Agile50』」にも選出された。福岡の変化や未来について、石丸氏のビジョンを掘り下げる。 ※本記事は『Ambitions FUKUOKA Vol.1』(2023年11月14日)の転載です
Ambitions FUKUOKA編集部
2011年、自身が生まれ育った福岡でグルーヴノーツ(旧クリップエンターテイメント)を創業した佐々木久美子氏。福岡発スタートアップの中でも先輩格であり、業種問わず多くの財界人・起業家から一目置かれる存在だ。意外にも「社長にだけはなりたくなかった」と語る彼女に、それでも起業を決断した背景や思い、リーダーとして大切にしていることを聞いた。 ※本記事は『Ambitions FUKUOKA Vol.1』(2023年11月14日)の転載です
Ambitions FUKUOKA編集部
年齢やポジションに関係なく「異種」な人々が「交」わるイベント「明星和楽」。2011年に福岡市でスタートしたイベントは2023年で17回目を迎え、同年12月には台湾でも開催された。 その実行委員長を務めているのが松口健司氏。大学休学中に株式会社サイノウを共同創業。若手起業家として自身もビジネスを立ち上げながら、イベントを通してスタートアップを支援してきた。見据えるのは人と人、企業と企業、人と企業をつなぐ福岡のハブという存在になることだ。 ※本記事は『Ambitions FUKUOKA Vol.1』(2023年11月14日)の転載、一部編集したものです
Ambitions FUKUOKA編集部
福岡県の特産品、明太子。70以上の明太子メーカーがひしめく福岡県で、約50年にわたって明太子をつくり続けてきたのが、株式会社やまやコミュニケーションズ(以下、やまや)だ。 徹底した研究とテクノロジー活用、そして海外進出など、様々なチャレンジを続ける山本正秀氏に話を聞いた。山本氏には、明太子にとどまらず九州の食文化を世界へ発信したいという野望があった。 ※本記事は『Ambitions FUKUOKA Vol.1』(2023年11月14日)の転載です
Ambitions FUKUOKA編集部
事業再生・事業継承ファンドの運営や経営アドバイスなどを通じて、福岡をはじめ九州の企業を支えてきた株式会社ドーガンの森大介氏。「則天去私」の心構えで地域経済に貢献したいと言う森氏に、熱い思いの源泉を聞いた。 ※本記事は『Ambitions FUKUOKA Vol.1』(2023年11月14日)の転載です
Ambitions FUKUOKA編集部
悩みを抱えるビジネスパーソンが集まる「Ambitionsビジネス酒場」。ここは、普段なかなか会えない大企業のトップに、仕事の悩みを相談できる、秘密のお店です。今回のスペシャルゲストは、九州を代表する企業のひとつ、JR九州の古宮洋二社長。相談者は、地元スポーツクラブからIT企業、スタートアップ経営者など6名。ここだけの仕事の悩みを相談します。 ビジネス酒場、開店です。
Ambitions FUKUOKA編集部
悩みを抱えるビジネスパーソンが、大企業のトップに悩みを相談する「Ambitionsビジネス酒場」。今回はJR九州の古宮洋二社長に、福岡のビジネスパーソンがお酒片手に相談します。 記事後編、お酒の勢いがついてきた3名の相談の様子をお届けします。
Ambitions FUKUOKA編集部
福岡のスタートアップシーンで今話題を集めているのが、2023年12月にIPOを果たした九州大学発ベンチャー・株式会社QPS研究所だ。「九州に宇宙産業を根付かせる」をミッションに掲げ、世界的にも難しいと言われている小型SAR(Synthetic Aperture Radar)衛星の開発に成功。地球を「準リアルタイム」で観測するために衛星プロジェクトを推し進めている。 九州を拠点に活動するビジネスリーダーを迎えるインタビューシリーズ。今回はQPS研究所 代表取締役社長 CEOの大西俊輔氏を招く。
大久保敬太
九州の魅力的な企業トップを招き、その“野心”を掘り下げるCROSS FMとAmbitions FUKUOKAによるコラボ企画シリーズ。 今回のゲストは、うきはの宝株式会社・代表取締役の大熊充氏。「75歳以上のばあちゃんたちが働く会社」をコンセプトに掲げ、福岡県うきは市で年々深刻化する高齢化に立ち向かうべく、高齢者の就労問題に取り組んでいる。 高齢者が活躍できる場づくりを推進し、20代〜80代の「多世代型協働モデル」で事業を展開するうきはの宝は、福岡県主催「第20回福岡県男女共同参画表彰」の「社会における女性の活躍推進部門」で表彰を受けた。発行する「ばあちゃん新聞」は全国のメディアに取り上げられるなど、大きな注目を集めている。 ※3/11(月)にCROSS FMで放送されたラジオ収録の会話を基に作成しています。 ゲスト ● 大熊充 うきはの宝株式会社代表取締役 聞き手 ● 田中智恵 Ambitions FUKUOKA副編集長
Ambitions FUKUOKA編集部
イギリスの経済誌「エコノミスト」が発表した女性の働きやすさランキングでは、日本は調査対象の29か国中27位。G7の中で最下位という厳しい結果となった。 2024年2月22日、株式会社西日本新聞社が福岡都市圏で発行しているフリーペーパー『ファンファン福岡』は、女性の活躍と社会進出を応援する未来志向のプロジェクト“Will Well Women” の一環として、「ファンファン福岡文化祭」を開催。 イベントでは、福岡のビジネスシーンで活躍する女性3名が登壇し、自身のキャリアや女性活躍推進について感じていることをテーマにパネルディスカッションが展開された。本記事では、その模様をダイジェストで紹介する。 モデレーターは西日本新聞社記者・下村ゆかりが務める。
Ambitions FUKUOKA編集部
労働人口が減少する日本では年々、人材獲得の難易度が高まっている。こうした現状を解決する一つの手法が、経験を積んだ“プロフェッショナル人材”の事業参画の促進だ。パーソルキャリアが運営する「HiPro」では、経験豊富なプロフェッショナル人材と地域の企業をつなぎ、地域企業・経済発展に貢献する「スキルリターン」に取り組んでいる。 企業×プロ人材の組み合わせでも、特に高いシナジーを期待できるのが、アイデアは先進的でもビジネス練度では大手企業に引けをとる「スタートアップ」だろう。その可能性とは。スタートアップ先進都市として知られる福岡を舞台に、スタートアップとプロ人材、両方の視点から、事業成長と人材の共創について探る。
Ambitions FUKUOKA編集部
次の時代、既存の業界地図を塗り替えるゲームチェンジャーはどのエリアの、どのプレーヤーか。福岡に本拠地を構える「ふくおかフィナンシャルグループ(以下、FFG)」の新規事業「みんなの銀行」は、九州からその座を狙う。日本初の“デジタルバンク”を掲げる同行の目指す未来を、取締役頭取の永吉健一氏に聞く。
Ambitions編集部
日本の“一割経済”と言われる九州。 「スタートアップ都市」として脚光を集める福岡、半導体世界大手の台湾TSMCによる工場進出で沸く熊本など、近年ビジネスの話題に事欠かない経済エリアだ。その一方、九州は全国よりも早いペースで人口減少が進んでおり、早急な対応が求められている。 2030年、課題先進地域といえる九州は、どうあるべきか。 本記事では、九州の未来を担うビジネスリーダーたちが集まり、議論した「ONE KYUSHUサミット 宮崎」から、福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka Directive Council、以下FDC)事務局長・石丸修平氏による講演を記事化。 福岡を拠点に産学官民連携を実現してきたFDC石丸氏が見る、九州経済の未来とは。全国すべてのエリアに共通する「地域経済の未来」というイシューを届ける。 ※「ONE KYUSHUサミット 宮崎」(2024年1月12日)より
Ambitions FUKUOKA編集部
コロナ禍による混乱が収束し、ビジネス環境が次のフェーズへ突入した2024年。地域経済を牽引するビジネスリーダーたちは何を思い、どんな野心を抱いているのだろう。 2024年1月12日に開催された「ONE KYUSHUサミット 宮崎」より、登壇者たちが語った展望を抜粋して紹介。九州経済の今と未来の可能性を届ける。 ※「ONE KYUSHUサミット 宮崎」(2024年1月12日)より
Ambitions FUKUOKA編集部
2023年11月、KPMGジャパンの4つの組織「あずさ監査法人」「KPMG税理士法人」「KPMGコンサルティング」「KPMG FAS」は、福岡事業所に集結し、“One KPMG”としてスタートアップ支援を加速させる。福岡のスタートアップが直面している今の課題をどう捉え、どう向き合おうとしているのか。2人のキーパーソンに聞いた。
Ambitions FUKUOKA編集部
地域経済の発展には、地元企業の繁栄が欠かせない。そのためには若い働き手に選ばれる、魅力的な環境づくりが必須だ。賃金や福利厚生、労働時間といった待遇面だけでなく「働きがい」も重要な要素となる。では「働きがい」とは何を指すのか? 福岡という経済都市が「働きがい」のある街になるには、何が必要なのか? 3人のキーパーソンに話を聞いた。
Ambitions FUKUOKA編集部
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(以下、FFG) は、2022年、FFGのDX推進を目的とした戦略的パートナーシップ契約を締結し、現在長期的なDXプロジェクトに挑んでいる。その背景には、共に福岡の金融を支えてきた信頼関係と、福岡エリアヘの「愛」があった。プロジェクトの現在地と、DXによる地域貢献のビジョンを聞いた。 ※本記事に掲載の内容、肩書などは、2023年8月取材時点のものです。インタビュー中の社名への敬称は省略します。
Ambitions FUKUOKA編集部
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、国だけでなく、企業や消費者も再生可能エネルギー(以下、再エネ)に関心を寄せている。 しかし、要となる再エネ発電事業者に大きな壁が立ちはだかっていることを、知らない人も多いのではないだろうか。 福岡に拠点を構えるラジオ放送局CROSS FMと『Ambitions FUKUOKA』による共同コンテンツ。福岡を中心に日本全国、世界で活躍する経営者やビジネスパーソンをゲストに迎え、ビジネスモデルや起業の原点についてインタビューを行う。 本記事では「持続可能なエネルギーを必要な時に必要なところへ」をビジョンに掲げ、福岡市を拠点に活動する、Tensor Energy(テンサーエナジー)株式会社の創業者兼共同代表・堀ナナ氏をゲストに迎える。
大久保敬太
九州を拠点に活動するビジネスリーダーを迎える、CROSS FMとAmbitions FUKUOKAによる共同インタビューシリーズ。 今回ゲストは、株式会社グッドバトン代表取締役CEOの園田正樹氏。 産婦人科医として15年の経験を持つ園田氏は、「子育てに、より多くの選択肢を持てるように」をミッションに掲げて2017年に起業。病児保育ネット予約サービス支援システム「あずかるこちゃん」を展開している。 病児保育の現状を踏まえながら、園田氏が「あずかるこちゃん」にこめた思いを聞いた。
Ambitions FUKUOKA編集部
ミナミインキュベート株式会社は、南福岡自動車学校などを運営するミナミホールディングス株式会社のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)だ。福岡内外のスタートアップへの出資および支援活動を行っている。なぜ、自動車学校を運営する企業がCVCを設立することになったのか。代表取締役の藤井結氏に話を聞いた。 本記事は、福岡に拠点を構えるラジオ放送局CROSS FMの番組『Real World, Real Impact』と『Ambitions FUKUOKA』による共同コンテンツ。福岡を中心に日本全国、世界で活躍する経営者やビジネスパーソンをゲストに迎えてインタビューを行う。
大久保敬太