【フォト&動画レポート】ビジネスリーダーが一堂に会し、福岡経済の未来を語り合う

大久保敬太

メディア・クリエイティブカンパニーの株式会社Ambitionsは、2024年8月26日に『Ambitions FUKUOKA Vol.2』を発売。翌27日に福岡・天神の警固神社境内「THE KEGO CLUB by HAPPO-EN」で、出演者や関係者を招いて刊行記念パーティーを開催し、100名を超えるビジネスリーダーたちが参加した。 本記事では、当イベントの模様を写真で振り返る。

テーマは「Scrap & Build」。生まれ変わる福岡の今と未来を探る一冊

福岡に第二の拠点を置くAmbitionsでは2023年11月、福岡経済の可能性を探る『Ambitions FUKUOKA』を刊行した。

第二弾となる今回の特集テーマは「Scrap & Build 福岡未来会議」。100 年に一度といわれる大規模開発で大きな変革期を迎えている福岡の今と未来を探る。

Ambitions FUKUOKA Vol.2

Scrap & Build 福岡未来会議

100年に一度といわれる大規模開発で、大きな変革期を迎えている、ビジネス都市・福岡。次の時代を切り拓くイノベーターらへのインタビューを軸に、福岡経済の今と、変革のためのヒントを探ります。 また、宇宙ビジネスや環境ビジネスで世界から注目を集める北九州の最新動向。TSMCで沸く熊本をマクロから捉える、半導体狂想曲の本質。長崎でジャパネットグループが手がける「長崎スタジアムシティ」の全貌。福岡のカルチャーの潮流と、アジアアートとの深い関係。など、全128ページで福岡・九州のビジネスの可能性をお届けします。

厳かさと洗練さを兼ね備えたTHE KEGO CLUB by HAPPO-EN

会場となったTHE KEGO CLUB by HAPPO-ENは。東京・白金台にある老舗の結婚式場・八芳園グループの「八芳園エリアプロデュース警固」が、“ビジネスハブ”を銘打ち2024年に福岡に開設した新施設だ。

八芳園プロデュースのもと、会場はマガジンの表紙をイメージしたカラーで統一し、マガジンの世界観を体感できる空間に。来場者は発売されたばかりのマガジンを手に、来場者同士の交流を楽しんだ。

福岡のさらなる発展には、メディアの力が必要だ

冒頭の来賓挨拶は、福岡地域戦略推進協議会 会長/九州経済連合会 名誉会長を務める麻生泰氏。

これからの福岡を牽引するリーダーたちへ、自ら変わり、挑戦することの大切さ、福岡から日本を変えるための視点などについて話した。

また、福岡の経済のさらなる発展には、メディアの力が必要。

Ambitions FUKUOKAのバックアップを受けて、福岡経済の飛躍を実現するであろう。そう、未来へのメッセージを発信した。

乾杯の音頭は、福岡のスタートアップ支援施設・Fukuoka Growth Nextで事業を展開する注目のスタートアップ・株式会社eatas代表取締役の手嶋英津子氏。

その後、THE KEGO CLUB by HAPPO-ENを運営する株式会社八芳園の代表取締役社長・井上義則氏、ドリンクの協賛企業としてSHOCHU X代表取締役 橋本啓亮氏が挨拶を行った。

福岡未来会議 コンパクトな経済圏だからこそ、広域な視点を持つべき

パーティー中盤には、AmbitionsFUKUOKA vol.2に登場したビジネスリーダー4名によるセッションを実施。特集「Scrap & Build 福岡未来会議」のリアル版として、「福岡経済の特徴・福岡の可能性」を考えるパネルディスカッションを行った。

古長由里子氏 日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 執行役員 地域DXセンター事業部九州DXセンター長 兼 ブランド推進担当

栗林賢吾氏 株式会社ビズリーチ 福岡オフィス 支社長

入戸野真弓氏 株式会社まちのわ 代表取締役社長

山本 遼太郎氏 北九州市 官民連携ディレクター

モデレーターはAmbitionsFUKUOKA編集長の大久保が務めた。

テーマ1「福岡の特徴」は、「一割経済といわれる九州の規模」「人と人との距離の近さ」「バランスがいい」など、首都圏とは異なる特徴が浮き彫りに。

テーマ2「福岡の可能性」は、「立場や業種の越境」「広域な視座で捉えるべき」など、福岡の特徴である「規模」ゆえに向きあうべきこと、独自の武器になりうることなど、多くの意見が交わされた。

大手企業からスタートアップ、行政機関、

立場やジェンダーを超えて多様なビジネスパーソンが“ごちゃまぜ”になり、Ambitionsをきっかけにつながり、会話や意見交換を楽しんだ。

最後は、株式会社アルファドライブおよび株式会社Ambitions代表取締役 麻生要一より、閉会の挨拶。

盛況のうちに幕を閉じた。


当イベントを指揮した、Ambitions セールス統括、Ambitions FUKUOKA副編集長・田中智恵コメント

参加いただいた皆さまの熱量から、いわゆる「地方創生」の文脈ではなく、「福岡・九州のビジネスから日本のビジネスをトランスフォーメーションすることができる」ことを確信しました。

私たちAmbitionsも、マガジンだけでなくあらゆるクリエイティブの力で、福岡ビジネスの未来に貢献していきます。改めて、この度はありがとうございました。

当日のムービーはこちら

写真・動画提供:八芳園

Ambitions FUKUOKA Vol.2

Scrap & Build 福岡未来会議

100年に一度といわれる大規模開発で、大きな変革期を迎えている、ビジネス都市・福岡。次の時代を切り拓くイノベーターらへのインタビューを軸に、福岡経済の今と、変革のためのヒントを探ります。 また、宇宙ビジネスや環境ビジネスで世界から注目を集める北九州の最新動向。TSMCで沸く熊本をマクロから捉える、半導体狂想曲の本質。長崎でジャパネットグループが手がける「長崎スタジアムシティ」の全貌。福岡のカルチャーの潮流と、アジアアートとの深い関係。など、全128ページで福岡・九州のビジネスの可能性をお届けします。

#新規事業#イノベーション

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