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組織でイノベーションを起こす。NEC松田尚久氏に学ぶ、シナジーを生む新規事業組織のマネジメント
ITサービスと社会インフラを事業の柱に、グローバルに事業を展開するNEC。同社で新規事業開発を牽引するのが、コーポレート事業開発部門事業開発統括部の統括部長を務める松田尚久氏だ。NECの祖業ともいえる通信の領域でキャリアを歩み、既存事業と新規事業の両方を経験。養われたバランス感覚をもとに多様なバックグラウンドのメンバーが集うチームを率い、組織的なイノベーション創出に挑む。
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林亜季
Ambitions編集長
朝日新聞社にて経済部記者や新規事業などを経験。ハフポスト日本版 Partner Studio チーフ・クリエイティブ・ディレクター、Forbes JAPAN Web編集長、AlphaDrive 統括編集長/Ambitions編集長を歴任。株式会社ブランドジャーナリズムを設立、代表取締役を務める。
担当記事一覧
ITサービスと社会インフラを事業の柱に、グローバルに事業を展開するNEC。同社で新規事業開発を牽引するのが、コーポレート事業開発部門事業開発統括部の統括部長を務める松田尚久氏だ。NECの祖業ともいえる通信の領域でキャリアを歩み、既存事業と新規事業の両方を経験。養われたバランス感覚をもとに多様なバックグラウンドのメンバーが集うチームを率い、組織的なイノベーション創出に挑む。
林亜季
広島市中心部でレモンサワーと生牡蠣が人気のバーを複数経営し、東京・神泉の人気店とのコラボで虎ノ門ヒルズにも出店。 それだけではない。沖縄のクロレラと広島産レモンを掛け合わせたサプリ、無添加のホエイプロテイン、植物由来原料のリポソーム化ビタミンCなどの新商品を続々と生み出し、フィーリングサロンの経営も手がける。 今年、植物性由来100%のチューイングガム「Tuning Gum」(チューニングガム)を自社開発し、販売開始。 また、人気のクラフトレモンサワーなどの飲料を国内外に届けるため、広島市湯来町に自社工場を建てて缶アルコール飲料を開発中。 さらに、同町内でチョウザメの養殖場と卸販売を手がける会社を事業承継し、チョウザメの養殖まで始めた。 事業の幅広さに対し社員数はわずか13人、業務委託・アルバイト約20人。 自ずと「全員、新規事業担当」。広島のヘルスケアカンパニー、サイレンサーの野村俊介代表取締役CEOに話を聞いた。
林亜季
2011年、早稲田大学在学中にベーシスト2人で創業。東京を皮切りに、ロンドン、NY、パリにも拠点を拡大し、世界的な企業やブランドから仕事の依頼が絶えないクリエイティブ・エージェンシーに成長したmonopo。共同代表をつとめる佐々木芳幸CEOと岡田隼COO/CTOに、共にmonopo Tokyoのマネージャーを務める田中健介氏とクララ・ブラン氏を交え、グローバルに広がる組織づくりのエッセンスについて、またmonopoが手がけてきた新規事業支援について聞いた。
林亜季
日本経済の再成長の起爆剤となる大企業、その多くが抱えるのが「新規事業の創出」という課題だ。新規事業の立ち上げを担う「社内起業家」を、大企業はどう育成すればいいのか。どのように彼ら・彼女らが活躍する環境を整えればいいのか。 「『社内起業家』が真に活躍できる組織論とキャリア論」と題して繰り広げられたトークセッションの模様を、抜粋してお送りする。
林亜季
東大大学院在学中に広告配信プラットフォームを開発し事業が急成長を遂げると、今度は家庭用プロジェクターを開発。同製品が大ヒット後、さらに新会社を創業し「スマートバスマット」を商品化。大人気のパズルゲーム「スイカゲーム」の開発者としても知られる。 ソフトとハードの垣根を越え、新しいプロダクトを生み出し続ける発明家であり連続起業家、程涛氏の原動力とは。
林亜季
産業医の大室正志氏と、アニマルスピリッツ代表パートナーの朝倉祐介氏。飲み仲間であり、ともに音楽好き。その会話は音楽を入り口に、ファッションやワイン、文学、ビジネス、政治、社会など、あらゆる方面に展開していく。 ジャンルを問わない教養は、どのように培われたのか。大室氏、朝倉氏が知の探求を始めるに至ったきっかけが「系譜学」との出会いだ。好きなアーティストを基点に音楽の歴史を深掘りしていくなかで、「系譜」を意識するようになったという。そんな二人が、行きつけの東京・南青山のワインバー「赤い部屋」でアナログレコードを聴きながら語り合った。二人の“音楽放談”には、真の教養人になるためのヒントが詰まっている。
林亜季
「好奇心旺盛な人だと言われることに、ずっとしっくりこなかった」。マーケティングや事業開発コンサルタントとして活躍し、大学院で教鞭もとる高広伯彦氏は言う。専門領域はもちろんのこと、登山やトレイルランニングといった趣味、アカデミックな領域など、さまざまに関心を寄せて情報や文脈を収集し、発信することでも知られる。勉強熱心というだけではなかったのだ。 今回、「大人の学び」について聞いていくうちに、あるキーワードが浮かび上がった。「そうか、僕は『知の貧乏性』なんだ! その『知』が定める範囲は無限に広がっている」。知の貧乏性という生き方が、現代のビジネスパーソンにもたらすインスピレーションを考える。
林亜季
東京・白金台に日本庭園を持ち、結婚式場などを運営する株式会社八芳園がこのたび、福岡・天神に遷座し400年以上の歴史を持つ警固神社の社務所ビル内に新たな総合会場をオープンした。 八芳園は江戸時代にさかのぼる由緒があり、約1万坪におよぶ敷地に有する広大な庭園では四季折々の自然美を楽しめるほか、歴史的な建物や茶室が点在し、伝統的な建築美も味わえる。休日は婚礼、平日はビジネスカンファレンスや各種イベントでにぎわう。2022年にはバイデン米大統領と岸田文雄首相が夕食を共にした舞台にもなった。 八芳園の井上義則代表取締役社長は2003年に八芳園に入社以降、ブライダル事業の変革に取り組み、一時年間1000組前後まで落ち込んでいた八芳園の年間の挙式披露宴組数は4年で2000組に回復した。今では結婚式場の人気ランキングでも上位に入る八芳園。なぜ福岡・天神に新施設を開設したのだろうか。井上社長にこれまでの変革の軌跡とこれからの展望を聞いた。
林亜季
「時空を超えて著者や登場人物に『憑依』できる。多様な視点を身につけ、人の心のひだひだを理解することができる」。クリエイティブディレクター・編集者である嶋浩一郎氏は、本を通じて得られるものをこう表現する。2006年、既存の手法にとらわれないコミュニケーションを手がける博報堂ケトルを設立。「本屋大賞」の立ち上げに携わり、東京・下北沢で本屋B&Bを開業するなど、出版業界に広く携わる。朝日新聞社出向時には若者向け新聞『SEVEN』を創刊、雑誌『広告』編集長やカルチャー誌『ケトル』の編集長も歴任し、常に複数冊の本を併読する読書家としても知られる。嶋氏に読書指南を仰いだ。
林亜季
2024年6月、南仏・カンヌでクリエイティビティ・フェスティバル、カンヌライオンズが開かれました。Ambitions編集部として、現地取材を通じ「Creative Breakthrough」をテーマに連載しています。 いまや世界最大級のクリエイティビティの祭典として、全32部門に計2万6753点のエントリーを集めるカンヌライオンズ。元々はカンヌ国際広告祭の名称で、広告作品と聞くと飲料やファストフード、化粧品などBtoC商材のイメージが強い人も多いかもしれませんが、2011年以降、名称から「広告」を外し、幅広いジャンルの作品を扱っています。 2020年から新設された「クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション」部門や、2022年に設けられた「クリエイティブB2B」部門の存在が物語るように、ここ数年は世界的なビジネス変革やBtoBのクリエイティビティを評価する場としてウォッチしても興味深く、鮮やかなアイデアや文脈づくり、エグゼキューションが参考になります。 2024年のカンヌライオンズの受賞作からビジネス変革の事例として代表的な7点をご紹介します。
林亜季