
【Tensor Energy堀ナナ】マイノリティ経験を武器に、黎明期の再エネビジネスを切り開く
飛躍するスタートアップに共通することはなんだろうか? 福岡市の官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」事務局長の池田貴信氏は、重要なポイントとして「人」を挙げる。 シリーズ「飛躍するスタートアップ」では、福岡に生まれ、飛躍するスタートアップのファウンダー、その「人」に迫る。 第1回は「持続可能なエネルギーを必要な時に必要なところへ」をビジョンに掲げる、Tensor Energy株式会社の創業者兼共同代表・堀ナナ氏。2021年にTensor Energyを設立し、複雑で属人性の高い再生可能エネルギー発電事業者の業務を、AIを活用して管理する「Tensor Cloud」の開発と運営を行ってきた。「Tensor Cloud」を採用する発電所は年々増加しており、現在170カ所を突破。熊本県の太陽光発電所では、2024年6月から本格運転がスタートしている。 Tensor Energyはなぜ成長を続け、どのようにして周囲の信頼を得てきたのか。堀さんが意識してきたアクションやマインドなどを伺った。

長浜優奈